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Izuzuki Diver

ヤマドリ

Neosynchiropus ijimae

ヤマドリ(手乗り)
2001年2月 IOP(伊豆海洋公園) -10m

2月のIOPは死ぬほどじゃないけどやっぱり寒い。それはもともと温帯に生きるサカナ達にとっても一緒なんだろうか?
こんな立派な♂のヤマドリでもやっぱり寒いみたいで、近づいて写真を撮っても逃げようともしない。鼻先に手を近づけてもいやがらない。掬い上げてもじっとしている。それどころか僕の掌の窪みにすっぽりと体を埋めてなんだか暖かそう。野生のサカナが手乗りになってどうすんだ~!!

ヤマドリ喧嘩マリンライフナビゲーションの瓜生さんにガイドをお願いして潜ったとき、瓜生さんがヤマドリ2匹を見つけ、立ち止まりました。両者とも立派な♂だったけど、特に緊迫感は感じられないし、まだ4月だしってことで、何も起きないだろうと僕は油断してたんだけど、瓜生さんはビデオを構えたまま動かない。そして暫くすると、おもむろにヤマドリたちの喧嘩が始まったのです。
う~ん、僕はまだまだです。

「今週の〇〇~!! 第102回 17:30の恩恵(2002-06-25)」より
ヤマドリの産卵IOPの最終エギジット時間が午後5:30になって、最終エギジット狙いで生態観察に行きました。ヤル気のないコブヌメリを見て肩を落としていたら、友人Nちゃんが手招きしてるので行って見ると、ヤマドリの♂が背びれを広げて♀にアピールしてました。ときどき♂の胸ビレに♀をのっけたりして、産卵に至るのは時間の問題でした。そう、時間の問題。。。最初に時間の問題にぶち当たったのは、第1発見者のNちゃんでした。
案の定、このペアがランデブー飛行したのは、Nちゃんが涙を飲んで去っていった5分~10分後のことでした。。。Nちゃんゴメン!!へへっ。

「今週の〇〇~!! 第111回 戦士の顔(2002-09-03)」より
ヤマドリ(顔)ヤマドリの繁殖も終盤の9月、穏やかな日差しの中で体を休める♂の姿を見つけました。クチバシは欠け、頬は膨れ上がり、ちょっとおたふくチックな面白い顔になっていました。ぷっ。
でも、これが厳しい縄張り争いを戦い抜いてきた戦士の顔なんですね。笑っちゃいけません。ぷっ。

ヤマドリの産卵この産卵は友人のH氏が教えてくれたランデブーサイトで撮影しました。
2002年には少なかったヤマドリだけど、2003年は数が多いからランデブーサイトもあちこちにあるようです。でも、数が多いってことは♂の数が多いってことでもあって、♂のケンカが始まっちゃうと最終エギジット時刻までに産卵してくれないんで、強い♂のチョイスも大事だったりします。
伊豆のダイビングポイントも、もー少しおおらかだったら、こんな苦労はいらないんだけど。。。

色つきの動画は、こちらから~。→

ヤマドリのヒレスチールカメラを持ってるときにヤマドリの♂が目の前でヒレを全開にしてくれたんで、思い出したようにアップしておきます。(^^

ヤマドリの産卵サカナの繁殖行動を観察するのって、サカナ1匹1匹それぞれの個性が浮き彫りになるのが面白いです。このヤマドリのカップルは、♀がやたらと積極的で、♂が近づいてくると身体を水底から浮き上がらせて全身からOKサインを発していたのに、♂の方はおもむろにヒレを開いてボケた求愛を始める始末。。。思わずカメラを構えたまま「そーじゃねーだろー!!(怒)」とツッコんでしまいます。
(2011-07 IOP -13m)

ヤマドリ♀のチビッココイツはヒメテグリとはちがゾってことで、以前セソコテグリと紹介していましたが、その後ヤマドリのチビッコの写真を撮ってみたら繋がっちゃいました。ってことで、ヤマドリに訂正します。m(__)m
(2010-08 大瀬崎 -10m)

ヤマドリの超チビッコ最初はヒメテグリのチビッコだと思ってたのですが、ヒメテグリとは顔が違うってことで、じゃあセソコテグリかな~?と紹介していたのですが、コイツもヤマドリに訂正します。しかし、ヤマドリの印象ないなぁ。赤くないし。
(2004-08 IOP -5m)

ヤマドリのチビッコヤマドリは伊豆では一番見かけるテグリだけど、初めて見たときはやはり嬉しいもの。友人Nちゃんは、「派手なオバサンみたい~!!」と言って喜んでた。。。あれっ?それって嬉しい??
(2010-11 大瀬崎 -12m)

ヤマドリ♂のチビッコサカナの世界って♀から♂に性転換するやつが多いので、いつの間にかそれがフツーと思っていました。なので、いきなり♂のチビッコに出会うとビックリしてしまいます。別に性転換しない種類だったら、♂のチビッコがいてもフツーだよね。
(2015-08 大瀬崎 -4m)

お勧め Watching Point

浅い岩礁でよく見かけます。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。

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