Izuzuki Diver

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ネズミゴチ

Callionymus curvicornis

解説

ネズミゴチネズミでコチとくればジミじゃないハズが無いワケで、名実ともにジミ街道まっしぐらなサカナです。で、ジミなサカナってのは、写真写りがジミなだけじゃ飽き足らず、特徴が無くて種類の判別も付きにくいから、見分けるのも面倒なのです。しかもコイツの棲んでる場所は港に係留されてる漁船の下で、ボートか出入りする日中は近づけないし、意外に臆病でカメラを近付けると背ビレを開いてくれないし、、、面倒臭い!
でも、こんなサカナの撮影が一番燃えるのです。←ヘンタイ?(笑)
(2006-10 赤沢 -2m)

ネズミゴチ♂体側の模様はトビヌメリと一緒なので、ヒレを開かなと区別付きません。(汗)
(2022-02 大瀬崎 -2m)

ネズミゴチ海水温が高くなった影響か、大瀬崎でトビヌメリをほとんど見かけなくなって数年経ちましたが、2024年の春、久しぶりにトビヌメリのペアに出会いました!
・・・と思ったけど、よく見たら手前はネズミゴチでした。
トビヌメリのオスが一所懸命ディスプレイしているもんだから、自分は「こんな背ビレだっけ?」と違和感を感じながらも、トビヌメリのメスだと思い込んでしまいました。
別の種類のメスに言い寄って、このトビヌメリのオスはずいぶん間抜だな〜なんて思ってしまいますが、でもこれって実は、トビヌメリのオスのディスプレイに対して、ネズミゴチのメスは背ビレの模様を見せつけることで、「私はトビヌメリじゃないのよ〜」とアピールして、お互いに種を確認しているところだったりして?
(2024-04 大瀬崎 -1m)

お勧め Watching Point

若干内湾寄りの環境で出会いました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!