Izuzuki Diver

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タテジマキンチャクダイ

Pomacanthus imperator

解説

ウズマキウズマキ模様が可愛いタテジマキンチャクダイの幼魚は、ほぼ毎年伊豆に流れてくる死滅回遊魚の定番です。南の島ではあまりダイバーには相手にされないサカナだけど、伊豆では熱烈歓迎を受けてます。でも、当のタテジマキンチャクダイにとっては迷惑なだけなんだろうけど。。。
(2018-12 大瀬崎 -10m)

タテジマキンチャクダイの若魚大人の色彩になりかけのタテジマキンチャクダイです。
顔は一旦白くなるみたいですね、身体は鮮やかなタテキンなんだけど、目の周りだけ黒くてたぬき顔なのがお茶目です。
よく見ると身体の縦縞もスッキリした縦縞ではなくて、かなり乱れた感じですが、この縞模様はチューリング波という原理に沿って作られるそうで、数学的にシミュレーションできるそうです。それによれば、Y字になってる黄色のラインはジッパーを開くように分かれていくそうです。
コイツは、このサイズで現れてすぐにいなくなってしまったので、模様の変化は観察できなかったのですが、きっと少しずつそのような変化が起きて、最終的にスッキリしたタテキンになっていくのでしょうね。
(2023-09 大瀬崎 -20m)

タテジマキンチャクダイ沖縄で撮影した写真ですが、オトナになるとThe熱帯魚って感じの華やかさです。
(慶良間)

お勧め Watching Point

幼魚は岩陰を好むようです。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!