伊豆のサカナ図鑑 > キンチャクダイ > タテジマキンチャクダイ
Pomacanthus imperator
大人の色彩になりかけのタテジマキンチャクダイです。
顔は一旦白くなるみたいですね、身体は鮮やかなタテキンなんだけど、目の周りだけ黒くてたぬき顔なのがお茶目です。
よく見ると身体の縦縞もスッキリした縦縞ではなくて、かなり乱れた感じですが、この縞模様はチューリング波という原理に沿って作られるそうで、数学的にシミュレーションできるそうです。それによれば、Y字になってる黄色のラインはジッパーを開くように分かれていくそうです。
コイツは、このサイズで現れてすぐにいなくなってしまったので、模様の変化は観察できなかったのですが、きっと少しずつそのような変化が起きて、最終的にスッキリしたタテキンになっていくのでしょうね。
(2023-09 大瀬崎 -20m)
幼魚は岩陰を好むようです。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
(2018-12 大瀬崎 -10m)