Izuzuki Diver

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マダラハナダイ

Odontanthias borbonius

解説

マダラハナダイピンク地に金色のまだら模様の冗談みたいな色彩のサカナです。かわいい風貌で多くのダイバーを深場に誘い込む、油断のならないヤツなのです。
(2013-08 IOP -56m)

マダラハナダイyg友人のH氏が3の根@IOPにシロオビハナダイを探しに行ったときに、見つけてきたヤツです。結構臆病な奴で、ライトを当てると棲み家にしてる穴の中にすぐ隠れちゃいます。ところが、この写真を撮ったときは、何故かぜんぜん隠れようともしないで、目の前をフラフラと泳いでくれて、写真も撮り放題でした。(^^)v
このとき、ビデオを持って一緒に潜ってたH氏は、何故かビデオを回そうとせず、ビデオをしきりに指差して何か言っています。セッティングにミスったのかと思ってたら、実は水没してたらしい。。。水中撮影器材には水没は付き物だとは言え、マダラハナダイがこんなにご機嫌なこのときに、、、御愁傷様でした。ジェスチャーを理解できなくてゴメンネ。。。明日は我が身。。。
(1996-08 IOP -46m)

「今週の〇〇~!! 第33回 マダラ岩のマダラハナダイ(2001-02-18)」より
マダラハナダイ(2匹)先週マダラハナダイが固まってた岩は、今週もマダラハナダイの巣だった。一緒に潜った友人が、マダラ岩とその周辺を数えたところ、11匹確認できたそうです。(^^)
こんなにたくさんいると、皆マダラハナダイに興味を失ってしまうのか、そこに行ってもイズハナダイ系の魚を探し始めたり、ウミウシを探し始めたり、マダラハナダイを背景にして他のハナダイの写真を撮ろうとしたり、、、人間の心理って面白いですね。(^-^;;
(2001-02 IOP -48m)

マダラハナダイ(若)人というものは愚かなもので、なかなか撮れなければムキになって通うくせに、いつでも撮れると思うととたんに撮ろうとしなくなるものです。ふと我に返って1匹をキレイに撮ろうと試みました。けど、こーゆーときに限ってコイツの隣にもう1匹現れるもんだから、フレームに2匹入れたくなる衝動を抑えるが大変でした。
(2001-02 IOP -48m)

2006年に学名がのHolanthias borboniusからOdontanthias borboniusに変更されています。
(情報ソース:日本魚類学会・シノニム・学名の変更)

「今週の〇〇~!! 第468回 適応済(2012-08-04)」より
大瀬崎のマダラハナダイ大瀬崎で話題のマダラハナダイに会って来ました。IOPではソコソコ出会えるサカナだけど、大瀬崎では滅多に現れないレアモノです。
僕にとってマダラハナダイと言えば、岩の壁の小さい亀裂の前でイジイジしてて、カメラを構えるとすぐに亀裂の中に逃げ込もうとするイケズなサカナってイメージですが、そんな環境が少ないのが大瀬崎にマダラハナダイが少ない理由かな?と思っていました。ところが、大瀬崎に現れたコイツは、そんな環境を必要としない強気の性格で、堂々と大瀬崎の海に定着しているように見えます。カメラに慣れることができたのも大瀬崎向きですね。
(2012-07 大瀬崎 -38m)

お勧め Watching Point

IOPや秋の浜@伊豆大島の深場にいます。そして、たまに浅いところにも上がって来たりもします。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!