Izuzuki Diver

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ベニハナダイ

Pseudanthias sp.

解説

ベニハナダイ2019年から小さいながらもハレムを作って、君臨するオスのベニハナダイです。これは通常色って言うのかな?婚姻色が覚めた状態です。ベニハナダイのオスって、背中から腹にかけて血が滴るような赤い染みが不思議な模様だと思っていましたが、これって体の前半が赤くなる婚姻色の名残のようなものだったのですね。
(2020-10 大瀬崎 -21m)

IOPのベニハナダイ伊豆大島でガイドさんに教えてもらうまで、その存在すら知らなかったベニハナダイ。伊豆半島にもいるんだろか?なんて思ってた矢先、IOPにもいましたよ~。
(2000-01 IOP -47m)

「今週の〇〇~!! 第398回 ダイビングを続けられる原動力(2009-01-01)」より
伊豆にしてはデカいベニハナダイ友人に新年の画像にベニハナダイのリクエストをいただきましたので、会いに行ってきました。砂地混じりの転石エリアにいたため若干色彩は薄めですが、カメラを恐れないイイコでした。
去年は家庭の事情で潜る機会がガクっと減ってしまったのですが、それでも海に通い続けることができるのは、こーしてあんなサカナがいたよと教えてくれたり、一緒に潜ってくれる友人がいるからなんだろうなぁ。
(2008-12 大瀬崎 -35m)

2012年は多かったベニハナダイ伊豆半島では死滅回遊魚のベニハナダイは、レアってワケではないけど、見かけるとちょっと嬉しいサカナです。が、2012年の大瀬崎にはどーしちゃったんだ?と心配になるぐらいたくさん押し寄せて来ました。きっと伊豆半島の近くの海域で越冬して産卵に至ったヤツラがいたんだろうなぁ?今度は大瀬崎でも越冬しないかなぁ?と思っていましたが、年が明けてからの低水温でしっかり死滅したようです。。。(^^;;
(2012-12 大瀬崎 -40m)

ベニハナダイベニハナダイは割と深場のハナダイだと思ってたけど、コイツは僕が今まで出会ったベニハナダイの中の最浅くん。-6mにいました。
ソラスズメダイにど突かれてアウェー感半端なかったけど、色もキレイだし、痩せて無いし、ヒレもキレイだし、これは越冬しそうだね。オスになっちゃうね。粘れる水深で産卵しちゃうね。産卵見れちゃうね。もーそーが止まりません。((((o(^^)o))))
(2019-03 大瀬崎 -6m)

ベニハナダイ伊豆では死滅回遊魚のベニハナダイですが、2019年に越冬したヤツラに会うことができました。体色はメスのままだけど、このサイズは立派だなぁ〜。嬉しくなっちゃいます。(^^)
(2019-12 大瀬崎 -30m)

ベニハナダイ誰でも会えるような場所にアケボノハゼが現れた2020年の年明け、アケボノハゼのほぼ真上でオスになったベニハナダイがメスに求愛(と思われる)ディスプレイしていました。
友人H氏は、このベニハナダイの産卵を狙ってたようで、ダイバーを寄せつけるアケボノハゼの出現を苦々しく思っていたのです。
大瀬崎ダイバーでアケボノハゼを歓迎しない天邪鬼ダイバーは、きっとH氏だけだったと思う。(^^;;
(2020-01 大瀬崎 -22m)

ベニハナダイの産卵「今週の〇〇~!! 第661回 競争が無いから?(2020-10-09)」より
友人H氏からもらった情報を元に、ベニハナダイの産卵を見てきました。
角度がイマイチだけど、巻き付きの瞬間をゲットできました。H氏ありがとう。(^^)/
ただ、ハナダイの産卵って、オスがメスの上空で体を震わせながらジグザグに泳ぐ求愛ダンスでメスを誘い、素敵なダンスにメロメロになってフラフラ〜と上昇してきたメスとお腹を合わせて産卵って流れが多いんだけど、このときは突然興奮したオスがフツーに泳いでるメスに突進して行って、いきなり腹を合わせて産卵に至ったように見えました。
この場所はオス1匹+メス3匹のハレムだったのですが、オス同士の競争が無いと求愛ダンスもなおざりになるのか〜?
(2020-10 大瀬崎 -21m)

ベニハナダイのディスプレイここ2-3年見られているベニハナダイのハレムに久々に行ってみたら、オスが2匹になっていました。とは言っても、若い方のオスはまだ完全にオス色になってはいなかったのですが、行動は完全にオスで、前からいるオスにディスプレイ勝負を挑んでいました。そして、前からいるオスは、いつも以上に身体をギラギラ輝かせて迎え撃ちます。どっちが勝ったのかわかりませんでしたが、いいもの見せてもらいました。(^^)
(2022-06 大瀬崎 -21m)

お勧め Watching Point

IOPでも大瀬崎でも、たまに深場で見かけます。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!