Izuzuki Diver

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フジイロミドリガイ

Thuridilla sp.

解説

フジイロミドリガイフジイロミドリガイは背中を広げた中がキレイな藤色だったりするのが特徴だけど、中身もただの緑色のヤツもいます。コイツがそうです。ってそれは、本当にフジイロミドリガイなのかな?
(2006-10 大瀬崎 -5m)

長らく不明種としてましたが、沖縄のウミウシ(ラトルズ)を見たら載ってました。

フジイロミドリガイ初めての出会いは友人(女性)が見つけて教えてくれたんだけど、見つけた本人は手に持ってたビデオをただの1秒も回すことなくその場を立ち去ってしまいました。どうやら「けっ、ナメクジじゃん!」と思って撮らなかったらしいです。ど~も、ミドリガイの仲間は女性へのウケがよろしくないようで、バディに教えても嫌がられてしまいます。可愛いのに。。。
(2001-03 大瀬崎 -7m)

「今週の〇〇~!! 第305回 まったりしました串本(2006-08-09)」より
デカいフジイロミドリガイ串本ダイビングパーク前のビーチにはサンゴが広がっているんだけど、そこはやっぱり温帯なんで、サンゴに挟まって昼寝するカワハギだとか、サンゴの先をつつくキタマクラがいて、なかなかシュールです。沖縄に比べると温帯っぽく海藻も多い気がします。豊富に生えるマユハキソウ(?)の上で異様に巨大化したフジイロミドリガイがバリバリ食事中でした。(写真は撮影のためにちょっと移動してもらいました)
(2006-08 串本 -1m)

海藻に頭を突っ込むフジイロミドリガイメインカットに使った個体、最初はボンスターが緑色になったみたいな緑藻に頭を突っ込んでいました。撮影のため石の上にいったん移動してまた元いた場所に戻したら、最初と同じように頭だけボンスターに突っ込んで安心していました。(笑)ベタな頭隠して尻隠さずですが、身体が9割露出していても、頭さえ隠れていればウミウシっぽくない感じだから別にいーのかな?
(2006-10 大瀬崎 -5m)

内側がピンクのフジイロミドリガイフジイロミドリガイは背中のヒダの内側にカラーバリエーションがあるのが特徴なのですが、このピンクバージョンに会いたかった~!!(^^
しかし、ジミすぎる実物。。。
(2006-11 大瀬崎 -5m)

背中がピンクのフジイロミドリガイフジイロミドリガイのカラーバリエーションは豊富です。
背中がピンクのヤツもいました。
なんでこんな色になるのかはわかりませんが、取り敢えず岩肌に溶け込んでいます。
(2017-03 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

浅場のモシャモシャした緑藻がお好みみたいです。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!