Izuzuki Diver

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アマクサウミウシ

Actinocyclus papillatus

解説

アマクサウミウシコイツに初めてあったときは、「コイツはイソギンチャクかな~?」と悩みました。
次の週に見に行ったら全く同じところでじっとしてたから、「やっぱりイソギンチャクか~!」と確信しました。
ところが、次の週に見に行ったら、15cmほど移動したところで、いきなり恋人(恋ウシ?)をGetしているじゃないの。よく見ると触角やエラもジワジワと出し入れしてたりしています。「やっぱりウミウシだったか~!」
それにしても、丸2週間以上ほとんど動かなかったこんなウミウシでも、ちゃんと相手に出会えるんだから不思議です。
ちなみに、翌日バディに教えようと思って見に行ったら、あっさりいなくなってました。なんだ、ちゃんと動き回れるんじゃないの。
(2004-04 IOP -4m)

アマクサウミウシとして掲載してたのですが、本州のウミウシ(ラトルズ)に従ってアマクサウミウシの一種1(Actinocyclus papillatus)に変更しました。相模湾産後鰓類図譜(岩波書店)ウミウシガイドブック(2)-伊豆半島の海から(TBSブリタニカ)にアマクサウミウシとして載ってますが、これは誤同定だったようです。

と思ったら、やっぱり和名はアマクサウミウシで良かったみたい。本州のウミウシ(ラトルズ)でアマクサウミウシと掲載されてるウミウシは、カワハダウミウシということに。。。

お勧め Watching Point

浅場の岩の亀裂にいました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!