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Stenopus hispidus
「今週の〇〇~!! 第480回 早く脱ぎたい??(2012-12-22)」より
白昼堂々とオトヒメエビが放仔していました。 エビ・カニの放仔は例外なく夜に行われるもんだと思ってたので、予想外でした。あまりに予想外だったんで、焦って寄ったら放仔をヤメて岩の亀裂に消えてしまいました。(-.-;)
もっと見たかったなぁ。。。
それにしても、何で昼間から放仔しているのでしょう?別にベラに取り囲まれることも無く幼生を放っていたので、実は昼にやっても彼らにとっては問題ないのかな~??それともヒドロ虫だらけになってしまった殻を一刻も早く脱ぎたかったのか??
(2012-12 大瀬崎 -11m)
オトヒメエビは岩陰からペアで顔を出している姿をよく見かけます。
サンゴイソギンチャクの上のイソギンチャクエビとか、イイジマフクロウニの上のコールマンズシュリンプとか、ハゼと共生する巣穴を持つコトブキテッポウエビとか、何かに縛られて生きてるエビは、ペアでいることも多いけど、オトヒメエビは何かに縛られることなく自由に動き回れるように見えるので、ペアでいるのはちょっとカワリダネですね。
・・・実はこう見えて、何かに縛られて生きているのでしょうか?
(2025-07 大瀬崎 -15m)
伊豆の岩礁を潜ってて岩の下から白いヒゲが見えたら、だいたいコイツです。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
(2021-12 大瀬崎 -12m)