Izuzuki Diver

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ニシキフウライウオ

Solenostomus paradoxus

解説

ニシキフウライウオニシキフウライウオは♂の方が小さい蚤の夫婦です。実際蚤の雌雄にどのくらいの性差があるか知らないんですけどね。そーゆー意味で言えば、蚤の夫婦はニシキフウライウオの夫婦と言ったほうがダイバーにはピンとくるかもしれません。・・・来ないか・・・。
(2013-08 大瀬崎 -15m)

ニシキフウライウオ大瀬崎で初めて見た寂しげな奴です。(^^;;
まぁ、幼魚はみんなこんな感じなのかもしれないけど、体の端っこの方とか、ひれとかが透き通ってるんで、体の細さ以上にホネホネって感じです。
僕はサービスのガイドさんに情報をもらって見に行ったから発見できたけど、こんなの最初に見つけた人はすごい!!さすがにダイバーがたくさん入ってる大瀬崎だけのことはあります。

第2潜降岩にいた個体よりによってダイバー銀座に出現したヤツです。案の定大人気だったんで近づくのはやめておこうと思ったのですが、たまたま撮影できるスキがあったんで撮ってみました。ニシキフウライウオのバックをブルーに抜く機会ってあまり無いから、カメラを向けてみたら案外ハマってしまいました。
(2007-08 IOP -5m)

若いオスのペア伊豆では死滅回遊魚のニシキフウライウオですが、ペアになってメスが抱卵している姿は割と見かけます。
このペアもメス(大きいほう)が抱卵していました。が、オス(小さいほう)が異様にスケスケです。
どうもこのオス、前日の夜あたりに流れ着いてきたと思われます。なのにもうメスに抱卵させてるなんて、ちょっとやること速過ぎでしょ!!
(2016-10 大瀬崎 -18m)

スケスケなオス着底して即繁殖行動したと思われるオス。
まだろくに色も付いてないのに、いつでも繁殖できるように精子は準備できてたと言うのでしょうか?
(2016-10 大瀬崎 -18m)

ニシキフウライウオハデな風貌でダイバーに人気のニシキフウライウウオですが、2023年の大瀬崎は当たり年すぎて、猫またぎになっていました。(汗)
このまま今後もニシキフウライウオは普通種になってしまうのかと期待していると、そうでもなかったりするのが海の不思議ですね。
(2023-12 大瀬崎 -24m)

お勧め Watching Point

伊豆では秋に時々現れる程度ですが、あまり場所を動かないので、情報をキャッチして行けば見られる可能性は大です。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!