Ostorhinchus doederleini
「今週の〇〇~!! 第254回 のんびり屋(2005-07-19)」より
オオスジイシモチの産卵に初めて立ち会えました。友人のH氏が公開してるビデオのおかげで、すっかり見たような気分になってはいたのですが。。。
ニュル~パクを一瞬でやってのけるクロホシイシモチに比べて、時間をかけて産卵するオオスジイシモチは落ち着いて撮影できて、スチール向きです。むしろ、卵を出してる時に撮りすぎてくわえる瞬間にシャッターが切れないなんてことがないように、ちゃんとペース配分を考えなくちゃいけないほど。(注・僕が使ってるニコンD100は連続して切れるコマ数は4枚なんです)
それにしても、こんなにのんびりやっていても、案外卵を横取りされたりしないものですね。
(2005-07 大瀬崎 -6m)
2015年4月に学名が見直されたようです。
柵下@大瀬崎のショートドロップにいた個体ですが、尾鰭付け根の点が無いし、スジも細くて黄色いってことで、何者???と興奮したのですが、家に帰って写真を見返すと、色の薄いオオスジイシモチってことで良さそう。なーんだ。。。でも、一瞬の興奮をありがとう!
(2022-08 大瀬崎 -30m)
最近岬の先端@大瀬崎ではスジの薄いオオスジイシモチをよく見かけます。
あまり他の場所で見かけない気がしますが、この場所ではよく見かける気がしますが、どうでしょう?
スジが薄くなる環境ってのがあるのでしょうか?黒くなるソラスズメダイみたいに?
気のせいかな〜?
(2023-02 大瀬崎 -8m)
「今週の〇〇~!! 第789回 見栄えはなくても(2024-06-09)」より
オオスジイシモチのハッチアウトに立ち会えました。
僕が見たときはもう終盤だったようで、目の前で旅立っていく稚魚は多くなく、見栄えは今ひとつでしたが、お父さんがエサも食べずに守った子供達を旅立たせるシーンは、やはり感動的です!
(2024-06 大瀬崎 -7m)
「今週の〇〇~!! 第832回 浮気者のオオスジイシモチ(2025-06-01)」より
水温が急上昇してオオスジイシモチもいよいよシーズンイン、口内保育しているお父さんもちらほら見かけます。
そんな中、浮気者のメスに遭遇しました。
テンジクダイの仲間はオスが卵を口内保育するサカナなので、繁殖のコストはオスの方が大きく、他の多くのサカナと違ってメスからオスに求愛します。
この時もオスに向かって激しく求愛するメスがいたのでしばらく見てたら、突然求愛をやめて隣のペアにちょっかいを出し始めたと思ったら、隣のメスを追っ払って、隣のオスに求愛を始めました。(@_@)
そして、隣のオスの反応がイマイチ良くないのを悟ると、また元のオスのところに行って、何事もなかったかのように求愛してました。。。(^^;)
そして、しばらくするとまた隣のペアにちょっかいを出しに行くという・・・そんなことを繰り返していました。
一度成立したペアが別の異性にアプローチするなんて、初めて見たけど、そんなこともあるんですね。
この日は、別のペアで、オスが卵を加えているのにメスがずっと求愛してるし、シーズン初めはいろいろイリーガルなことが起きます。
2枚の写真、奥のオスが入れ替わってるのですが、分かりづらいですね。。。目のところのラインが違うのですが。。。
(2025-05 大瀬崎 -6m)
ネンブツダイやクロホシイシモチに比べたら数は少ない上に浅場の岩陰に潜んでることが多いんで、意外と目に付かないかもしれません。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
(2002-08 IOP -12m)
ところで、オオスジイシモチは、スジが大きいイシモチなんだろうか?大きいスジイシモチなんだろうか?