Izuzuki Diver

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ニセタカサゴ

Pterocaesio marri

解説

ニセタカサゴ伊豆半島各地で死滅回遊魚の当たり年になった2012年の秋、湾内@大瀬崎でニセタカサゴ(当時はイッセンタカサゴと思っていました)の群れに遭遇しました。多分、ちょいちょい流れてきてたヤツラが、ある程度成長して群れを作ったんだと思いますが、僕的には伊豆半島で今まで出会ったことがないサカナに、いきなり群れられるとビックリしてしまいます。 過去にTheタカサゴにそこそこ出会えた年はありましたが、2012年には出会えていません。似たような仲間なのに、いっせいに出現しないで別々の年に出現するのが不思議。理由をあれこれ考えてみると楽しいかも。
(2012-10 大瀬崎 -3m)

ニセタカサゴ伊豆で初めて出会ったサカナなのに、ボケた写真しか撮れませんでした。最初に寄りの足りないカットを2枚撮ったところで、下を向いてカメラの設定を変えてたらいなくなっていました。今思えば、下を向いてる間にいなくなるとは思わなかった自分がマヌケ過ぎです。そーゆー感覚のニブリって、やっぱり潜る頻度が少なくなったせいなのかなぁ。。。
(2010-10 大瀬崎 -3m)

唐揚げサイズのニセタカサゴ2013年は前の年に続いて多くの死滅回遊魚が越冬した年でした。ただ、2012年は越冬したサカナが死滅したり、2012年には見かけなかったサカナが越冬していたり、若干傾向が異なるのが面白いです。
IOPでは唐揚げサイズのグルクンが群れで泳ぎ回っていました。こんなことでイイのか?とちょっと不安はあるけど、とりあえず魚屋の店頭に並べ~!!
(2013-07 IOP -10m)

ニセタカサゴの夜カラー夜の大瀬崎で、唐揚げ色(夜カラー)のグルクンに出会いました。
で、コイツのこと、僕はずっとイッセンタカサゴだと思ってたのですが、ネットであれこれ見てたらニセタカサゴだったみたいです。(参考:「三崎魚市場に水揚げされた魚類- XIX」)
でも、ニセタカサゴに2タイプあって、写真のタイプ以外にもラインが細くて体高の高いタイプもいて、やっぱりニセタカサゴと違うよってことになるかも。
水産資源になるサカナにもそーゆーヤツがいるんですね。(^^
味は違うのかな?(笑)
(2019-01 大瀬崎 -5m)

ニセタカサゴの細ラインタイプニセタカサゴの細ラインタイプと思われる個体。細ラインタイプの割には体高がそんなに高くないように思えて、ちょっと悩ましい感じ。
(2019-03 大瀬崎 -8m)

ニセタカサゴタカサゴの仲間のチビッコたちが、日中から岩陰でもぞもぞしていました。こんなところでナニしてんの?シエスタ?
全部の種類が言える人は、お魚オタクに認定します。(笑)
(2021-09 大瀬崎 -3m)

ニセタカサゴ2021年の年末は、意外にもしっかり水温が下がってきました。まだまだ健在な死滅回遊魚も多いですが、徐々に動きが鈍くなっていました。ニセタカサゴも昼間から夜みたいに真っ赤になってじっとしていました。。。
(2021-12 大瀬崎 -15m)

ニセタカサゴ「今週の〇〇~!! 第775回 立場逆転(2024-02-05)」より
深場で「おっ!カワリハナダイ!」と思ったらニセタカサゴでした。。。以前は、「なんでこんなところにタカサゴが?」と思ったらカワリハナダイだったという逆パターンはよくあったのだが。。。時代はカワリましたね〜。
(2024-02 大瀬崎 -45m)

お勧め Watching Point

年によって浅場で群れることがあります。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!

特徴

タカサゴとは、側線が黄色いラインと離れていないことで見分けられます。イッセンタカサゴは、背中側のラインがもっと太くて黒っぽいようです。