Izuzuki Diver

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ナガニザ

Acanthurus nigrofuscus

解説

ナガニザ同じ海に通いだして数年になると、少しずつその年の海の表情が見えてきますが、ときどき、「あれ?こんなサカナ見たことあったっけ?」ってなヤツが平然と群れてるようなこともあったりして、まだまだ海通いが足りないなぁと思ってしまいます。
このナガニザも、2001年にあれ?初めて見るぞと思ったんですが、気が付けばそこらじゅうでエサをついばんでいました。黒っぽくて、活発で、なかなか良い映像が撮れずにいたんだけど、まぁたくさんいるからそのうち撮れるだろうとタカをくくっていたら、その年は一荒れした後消えちゃいました。。。(・・)
(2004-12 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

少しはマトモな画が撮れましたので、写真を入れ替えました。

ナガニザのチビッコナガニザのチビッコは水中でであった印象ではただ真っ黒なサカナですが、写真に撮ってみると顔の周りに青い星がちりばめられてて意外とチャーミングです。もう少し成長しても肉眼の印象と写真に写る色彩には違いがあります。撮影して得したと思えるケースです。
(2010-10 大瀬崎 -3m)

浅場のナガニザナガニザって場所によって見た目の印象が違うように思います。以前IOPで大量発生したときは黒を基調に全体が紫に見えたと思うのですが、大瀬崎の5-6mで見かけるヤツラはほぼ黒い印象です。ところが、大瀬崎でもフィンを履くような浅い水深にいるヤツラは、尾ビレが白っぽくうす紫色なのです。ここまで浅いと撮影は面倒なんだけど、意外に別の種類かもしれないと思って撮影してみました。が、やっぱりどー見てもナガニザですねぇ。
(2011-12 大瀬崎 -1m)

ヒレにシマシマのあるナガニザナガニザで間違い無いと思うんだけど、尾ビレと臀ビレにシマシマがあります。コイツより大きい個体の写真も小さい個体の写真も持っていますが、こんな風にシマシマが出てるヤツなんていないような。。。困るんだよな〜、ヒレのシマシマの有無が、ニザダイの仲間の種類を見分けるポイントに使えないとなると。。。
(2019-06 大瀬崎 -3m)

お勧め Watching Point

2001年の夏から秋にかけては、IOPの浅場でよく見かけたけど。。。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!