Izuzuki Diver

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コウベダルマガレイ

Crossorhombus kobensis

解説

コウベダルマガレイ繁殖の季節を迎えたサカナたちは、♂同士で激しく喧嘩する姿を楽しませてくれるんですが、コイツラの喧嘩は特におかしいんです。
最初は2匹とも体を持ち上げて自分の体の大きさを誇示しあってるんだけど、しばらくすると突然片方がプルプルと砂に埋るんです。すると、それを合図に激しくぶつかりあいます。
最初、砂に埋まった方が負けを認めてしまったのかと思ったのですが、必ずぶつかりあいになることがわかっていて、負けを認めた方がわざわざ砂に埋まるというのはおかしいですね。負けを認めたんなら、逃げだした方が、無用な勝負を避けられて良いハズです。
かと言って、砂に埋まった方が有利であるようにも見えません。仕掛けるのは埋まってない方だからです。
せめて勝負の行方がわかれば、ヒントになるかも知れないですが、僕の動体視力ではぶつかった瞬間に、どっちがどっちかわからなくなっちゃういます。。。(^^;;
。今度ビデオで撮ってみよ。写るかどうかわからないけど。。。
(2002-07 IOP(伊豆海洋公園) -16m)

コウベダルマガレイ遠目には砂地にとけ込むフツーのカレイでも、近づいて顔を良く見てみたら、こんな派手なペインティングしてました。どうやらコイツは♂で、顔で♀にアピールするそうです。無彩色が支配する砂地にもこんな彩りがあるのですね。
(2020-06 大瀬崎 -15m)

コウベダルマガレイの産卵あれ?このダルマガレイ尾ビレに黒い点が無いゾ、コウベダルマガレイかな?大瀬で出会うのは初めてのような気がするゾ。と思ってたら、いきなり♀に向かってディスプレイを始めた。とおもったら、♀が身体を浮かせて、その下に♂が潜り込んで、あれよあれよと言う間に産卵してしまいました。たまにはこーゆーラッキーがあっても良いよね。
(2011-07 大瀬崎 -14m)

コウベダルマガレイの産卵「今週の〇〇~!! 第882回 性転換はともかく(2026-06-14)」より
最近あまり行ってないエリアに行ってみたら、5-6cmくらいの小さなコウベダルマガレイがハレムを作っていました。
メス4匹とオス1匹の観察しやすいサイズのハレムです。
と思ったら、メスと思ってた個体はオスに激しく攻撃されていたので、オスだったのかも知れません。
攻撃されてた個体は、オスのように目が離れてないように見えたのですが、ベラみたいに性転換とか一次オスがあるのかな?と思って、「さかなの街」を引っ張り出してコウベダルマガレイのところを読み返してみました。
「モイヤー先生と余吾先生の共同研究だったのか、、、」としばし故人を偲んだ後、読み進めていくと、当時三宅島で観察した時は、下潮の時に摂餌や繁殖がまとめて行われていたと書かれていて、時代と場所によってサカナの行動も違うものだなぁと、改めて思いました。
性転換については書かれていませんでしたが。。。
いずれにせよ、体格差が大きかったので、特にケンカが長引くこともなく、無事に産卵を観察することができました。
とりあえず、めでたし!v(^^)
(2026-06 大瀬崎 -6m)

コウベダルマガレイのオス?上の写真を撮った時、オスに攻撃されてた個体です。
オスのように目は離れていなくて、僕の目にはメスにしか見えないのですが。。。
メスなのにオスに嫌われるとか、サカナ界隈ではないと思うのですが。。。
順番を守らないと怒られるとかはありますが。。。
(2026-06 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

-10m台の砂地で見かける印象です。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!