Parupeneus spilurus
オキナヒメジはホウライヒメジとの違いがビミョーですね。一応、尾柄の黒い班紋が側線にかかってなければオキナヒメジで、側線まで達してればホウライヒメジってことになってます。でも、黒い班紋が丸いか鞍状かで見分けられそうです。
ただ、この班紋がないようなヤツもいたりして、じゃあコイツはどーなるの?ってツッコミたくなりますが、まぁそんなヤツはホウライヒメジなんじゃないの?ということにして、その場は丸く収めましょう。(笑)
(2004-09 大瀬崎 -8m)
「今週の〇〇~!! 第230回 仮説(2005-02-01)」より
オキナヒメジとホウライヒメジの違いって、尾ビレ付け根の黒い点の形が違うってよく言われるけど、ちょっとビミョーでわかりにくいと思ってました。そもそも伊豆で会えるヤツはみんなホウライヒメジで、オキナヒメジは伊豆では稀種なんじゃないかと思ってたときもありました。
でも、何気なくホウライヒメジの群れを見てたら、緑っぽいヤツと赤っぽいヤツがいて、その中間的な色のヤツがいないことに気付きました。「ん?」と思って尾ビレ付け根の黒い点を見比べてみると、形が違うように見えます。
なんだ~?ひょっとして両者は色で見分けがつくんじゃないのか~!?(脱力)
(2005-02 IOP -5m)
チビッコは浅場でよく見かけます。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
ホウライヒメジは越冬しても、オキナヒメジはほとんど冬を越せないイメージでした。
でも、コイツは明らかに冬を越したサイズです。しかも尾ビレをギラつかせちゃってます。
産卵のスタイルもホウライヒメジに似ているのでしょうか?よく似た種は繁殖期や繁殖の時間が違うことが多いから、そこはあえて変えてくるのか?
オスを1匹見ただけなのにモーソーが止まりませんねー!
(2025-06 大瀬崎 -25m)