Izuzuki Diver

伊豆のサカナ図鑑 > ハタ > ユカタハタ

ユカタハタ

Cephalopholis miniata

解説

ユカタハタ僕が初めて大瀬崎でユカタハタに出会ったのは、2019年の6月でした。それまでは、なかなか出会えないレアな死滅回遊魚だったはずです。ところが、それ以降は複数個体が大瀬崎に住みついていて、すっかり大瀬崎のジモチーのような顔をしています。
いったいどこまで成長する気でしょうか?
(2020-09 大瀬崎 -6m)

ユカタハタ幼魚コイツは僕が大瀬崎で初めて出会ったユカタハタです。友人が教えてくれました。(^^)
小さいうちはキンギョハナダイのメスにそっくり風貌な上、すぐ石の下に隠れる臆病者ってことで、いたとしてもなかなか認識できないサカナなのですが、コイツはいつも通ってまーすってところにいて、自分の目の節穴ぶりにヘコみます。(^^;;
(2019-06 大瀬崎 -3m)

ユカタハタ若魚2019年の夏、越冬したと思われるサイズのユカタハタが数個体ワラワラ現れました。きっと、去年の秋からいたんだと思うけど、全然気付きませんでした。なんでだろう?流石にキンギョハナダイの群れに溶け込んでて気付かなかったってことは無いと信じたいのですが。。。
(2019-08 大瀬崎 -5m)

越冬しそうなユカタハタ2020年は前の年に引き続き、死滅回遊魚が元気です。ユカタハタも2度目の冬をフツーに超えそうな勢いで、どんどんオトナの体色になっていきます。ここまで来ると、もうキンギョハナダイに紛れられませんね。(^^
(2020-02 大瀬崎 -15m)

腹減りなユカタハタ「今週の〇〇~!! 第675回 意外にキツイ(2021-04-24)」より
ユカタハタはもうフツーに越冬しましたね!
・・・と思ったけど、写真を見てみるとお腹はかなりペッタンコです。
結局2021年の冬場も、大瀬崎は水温が16℃より低くなることはほとんどなかったようだけど、彼らにとっては、それでも生きるか死ぬかの水温なんですかね〜?
(2021-04 大瀬崎 -6m)

腹パンなユカタハタ「今週の〇〇~!! 第681回 社会構造が見えない(2021-07-16)」より
陸も夏の様相ですが、海の中も熱い夏がやってきました。
ユカタハタもこのお腹。これは単なる食い過ぎじゃないでしょう!
この腹パンユカタハタを撮ってたら、もう1匹が腹パンくん目指して飛び込んできました。が、これはオス???お腹が少し大きいようにも見えるからメス???求愛なのか???牽制なのか???そう、ハタ達の行動は、イマイチ社会構造が見えないのです。。。(^^;)
(2021-07 大瀬崎 -5m)

キンギョハナダイサイズのユカタハタキンギョハナダイサイズのユカタハタに出会えました。「いや〜、キンギョハナダイそっくりで見間違えましたよ〜!」ってセリフを用意していたのですが、言うほど似てないような気もします。
これでも、キンギョハナダイと間違えるためには大きすぎるのかもしれません。(^^;)
(2022-07 大瀬崎 -5m)

ユカタハタyg2023年の秋は、異様な数のにユカタハタの幼魚が大瀬崎に押し寄せました。1つの魚醤で10匹出会えることもありました。大瀬崎でもユカタハタが越冬するようになって5年くらい経つので、近隣の海で繁殖が始まったのかも知れないですねー。
(2023-09 大瀬崎 -13m)

お勧め Watching Point

キンギョハナダイが群れてるような岩礁域にいました。大瀬崎では、2019年に急にたくさん見かけるようになったけど、それまでは滅多に出会えないサカナでした。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!