Izuzuki Diver

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ハマクマノミ

Amphiprion frenatus

解説

ハマクマノミ「今週の〇〇~!! 第205回 捨てられた?(2004-08-01)」より
伊豆で会えるクマノミの仲間はTheクマノミだけで、フツー他のクマノミには会えません。。。のはずだったのですが、土肥でハマクマノミに会ってしまいました。しかもオトナがいきなり現れたそうで、誰かが放流したんじゃないかともっぱらの噂です。
「よそから来たサカナを海に捨てちゃいけないなぁ、環境破壊ぢゃないかっ!!」などとブツブツ小言を言いながら、それでもやっぱりレアなことはレアなんで、とりあえず会いに行って写真を撮ってきちゃうのはダイバーの悲しい性でしょうか?(笑)
(2004-07 土肥 -4m)

と喜んでおいてナンですが、伊豆の海には伊豆の海の生態系がありますんで、よそから連れてきたサカナを海に放すと、本来の生態系を壊しちゃうかもしれません。絶対にヤメましょうネ。
まぁ、このハマクマノミが本当にアクアリストに捨てられたのかはわからないのですけどね。

慶良間のハマクマノミハマクマノミは、伊豆の海では見られないクマノミの仲間(のはずだった)ですが、沖縄などではクマノミの次によく見かけます。そして、クマノミの仲間の例に漏れず、オスからメスに性転換しますが、オス(写真右)が真っ赤なボディが鮮やかなのに対し、メス(写真中央)は体の色が黒ずんでいて、体も大きく、性格もキッツイです。カメラを向けると立ち向かってくるので、僕が撮ったハマクマノミのメスの写真はほとんど正面を向いたものばかりです。
家族を守るためにストロボに向かってアタックを続ける母の姿はけなげなものですが、この魚が1mとかになるデカい魚じゃなくって良かった~。
(慶良間にて)

お勧め Watching Point

沖縄、奄美大島では浅いところから普通にいました。でも、伊豆にはいないよ~。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!