Izuzuki Diver

IOP(伊豆海洋公園)ポイントマップ

伊豆にはたくさんのダイナミックポイントがありますが、ビーチからエントリできるポイントでIOPほどダイナミックなポイントは、他には見当たりません。そして、日本のフィッシュウォッチング発祥の地だけあって、周辺のショップのガイドの質はかなり高いと思いますので、現地のショップでIOPの魅力を知ってからセルフナビでのダイビングを楽しむのが僕のお勧めです。
また、IOPフリークのダイバー達は、水面移動で距離を稼いで遠くのポイントまで行くのが普通になってますので、IOPを堪能するためには水面移動をがんばりましょう。

IOPマップ

気に入ってるところ

ビーチエントリーでダイナミックな地形が楽しめます。そして、穏やかな入り江でじっくりフィッシュウォッチングを楽しむこともできます。

水面移動で距離を稼げば、ダイビングのコース取りはいくらでもあるので、何度行っても飽きることはありません。

情報が早いので、見たい魚を見れるチャンスが大きいです。

要注意なところ

エントリ口は波をもろに受けるので、エントリとエギジットは時に根性が必要です。(^_^;)

エントリ口より2の根側では、岩場に釣り人が多いのでなるべく近づかないようにします。実際、'96年(だったかな?)に、釣り人に大きな石を投げつけられてダイバーが大怪我をしたという事件がありました。

砂場、ブリマチ、2の根より南は流れてることも多いので要注意です。特に春~夏は沖だしの流れが出やすいので、砂場の沖のほうには行かないのが懸命です。

エントリ口が一つしかないので(本当はオクリダシの入り江もあるけど少し坂道を歩く必要があります)、夏から秋にかけてはエントリ待ちの列ができて、ちょっとしんどいですね。逆にエギジットするときも、エントリ待ちのダイバーが何人も並んでたりすると恐縮してしまう。。。。でも、無理に脇のゴロタから出入しないで、壁を使いましょう。

一見問題なさそうな波でも、突然セットでいい波が入ることがありますから、エギジットするときはレギュレータは咥えたままがいいみたいです。波に対しては体を横向きにして、波の影響を受けにくくしましょう。

エギジットのときは、水中の足のつく場所でフィンをぬいだほうが楽なんですが、いいタイミングでフィンを脱げるようになるには少し経験が要るかもしれません。こーゆーことは、ガイドさんの動きを良く見てると覚えます。

コース取り

IOPを潜る一般的なコース取りを紹介します。ただ、セルフナビで潜るということはすべてがオウンリスクということになりますので、必要な技術や経験を積んでから潜ってもらいたいと思います。

砂地~1の根コース

砂地から1の根を回るコースでは、最初にエントリ口の正面に見えるブイまで水面移動して、潜降します。進路を120度ぐらいにとって進むとカケアガリに出るので、そこを降りて砂地に出ると水深は10mを超えます。カケアガリの砂地の際は、ムツやカマスの群れなど季節の魚を楽しむことができるかもしれないので、このあたりで少し遊ぶのも楽しいです。砂地を少し沖に進むと漁礁があります。カケアガリから漁礁まで岩をならべてありますんで、それに沿って行けば迷うことはないでしょう。毎年クリスマスにはここの漁礁にクリスマスツリーが立ちます。漁礁はブロックを積んだような小さいものを含めて3~4個ぐらいあるのですが、そこから240度ぐらいに進路を取ると再び岩礁が見えてきます(透明度が良いときは漁礁から直接見えます)。その左手には水深30mから7mくらいの高さの岩があるのですが、これが1の根の先端です。ここもまたたくさんの魚がいる場所なんですが、あまり時間をかけすぎると減圧が出ちゃうので、特にダイコンの表示には注意を払わなくてはいけません。ここからゆっくり遊んで帰るには残圧80以上は欲しいところですね。ここからは1の根に沿って水深を上げてゆき、水深10mを切ったあたりから岸に沿って右側に進路を取ります。海に突き出してる島を迂回したらそこはオクリダシの入り江の入口です。ここではたくさんのダイバーが減圧をかねてフィッシュウォッチングをしてて、ついつい長居をしたくなる場所ですが、残圧に余裕を持って戻るとしましょう。海が荒れてるときはそのまま入り江の奥に進んでオクリダシの入り江からエギジットすればいいし、特にエギジットに問題なさそうならば、少し北寄りに移動してエントリ口からエギジットします。

2の根コース

2の根に行く多分最も一般的なコースは、1の根の上まで水面移動して2の根を目指し、水中を散歩しながらエギジット口に向かうコースでしょう。海岸には釣り人が多いので、あまり海岸に寄らないようにして1の根の上まできたら呼吸を整えて潜降します。潜降したら水深13mぐらいをキープして真南(180度)に進んで行くと突然岩礁が切れて砂地が見えてて、その砂地を渡ると2の根が見えてきます。僕がはじめて2の根に行ったときは、そのソフトコーラルの見事さに、これがIOPなんだとえらく感動しました。スジハナダイがいたりイナダが回ってきたり、ソウシカエルアンコウが出たこともあり、何がいるか楽しみなところです。僕の場合はだいたい残圧100で2の根を後にします。帰りは水深10m真北(0度)を基準にしてゆっくり水中を散歩してきます。途中岸寄りのクマノミ城を見て、1の根を越えるとあとは砂地~1の根コースと同じです。
慣れてきたら、水面移動の距離を伸ばしたり、水中移動の水深を浅くして、2の根での滞在時間を延ばすとか、5の根まで足を伸ばしてみるとかしてバリエーションが増えてくると、もうあなたはIOPの虜かも。。。

ブリマチコース

ブリマチの根というのは、砂場の北側の岩礁地帯全体を指すような気もしますが、IOPでブリマチに行くと言うと、砂場の北側の岩礁地帯の上にある根の近辺を潜ることのようです。
ブリマチに行くには、エア的にも窒素的にも行きは水面移動をするのが一般的です。泳ぐ方向はほぼ60度方向で、オクリダシの入り江の奥が見える角度です。陸が少し突き出した岬になっているところに白いライン(綱切り)が書かれていて、その先は潜水禁止エリアになっています。綱切りのほぼ真沖から気持ち手前にTopが-3m~-5mぐらいの隠れ根が見えたら潜行します。ただし、1本松の沖からブリマチにかけては向かい潮になっていることも多いので、無駄な体力を使うよりは、状況を見て早めに潜行しても良いと思います。その場合は、水中を60度の方向に泳げばブリマチに着きます。
ブリマチの上で潜行したら、ブリマチの北側の壁に沿って沖を目指します。根はところどころ切れてますが、だいたい150度方向に進めば次の根、次の根と渡って先端まで行けると思います。一番先端の根(というより岩?)はTopが15mぐらいで、そこからまた150度方向に水深を落して行くと、25m~30mあたりが棚になってて、その棚に引っかかるようにメガネ岩(下から見るとメガネのように空洞が空いてる)があります。ここは潮通しが良く、ブリの大群やイサキの大群が回って来たり、テングダイが居着いてたり、僕もまだまだ見足りない場所です。
残圧は最低120ぐらいで戻りましょう。
帰りはメガネ岩から水深が浅い方に向かえば最後の根につきますので、今度は根の南側に沿って岸に近づき、根の下の水深が12mを切ってきたらだいたい240度方向で水深6mラインを目指します。途中ミドリイシにぶつかれば、トウシマコケギンポと遊ぶこともできます。後はだいたい6mラインをキープして岸に沿ってエントリー口を目指します。その水深ならばオクリダシを通りすぎることもないでしょう。