Izuzuki Diver

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イトヒキヤドカリ

Nematopagurus vallatus

解説

カイメンを背負うイトヒキヤドカリカイメンを背負ったイトヒキヤドカリがいました。カイメンの穴なんて巻いてないだろうに、、、お尻が落ち着かないんじゃないだろか?
(2005-06 大瀬崎 -13m)

イトヒキヤドカリコイツは黄金崎ビーチ@安良里で見かけたヤツなんですが、イソギンチャクをたくさん背負ってました。黄金崎にいるヤツはみんな背負ってました。でも、ネイチャーガイド・海の甲殻類(文一総合出版)に載ってるヤツは何も背負ってないです。ただ単に僕が間違えてるって事なのか、ところ変われば習性も変わるってことなのか。。。

「今週の〇〇~!! 第164回 ニュル~パタパタスポッ(2003-10-15)」より
イトヒキヤドカリの放仔ヤドカリの放仔を見てしまいました。(^^*)
この日の狙いだったカサゴの交尾をハズしてションボリと流してたら、いつにも増して熱くもみ合うヤドカリ達の姿が目に入りました。よく見ると♀の殻からはプランクトンのような物がこぼれています。「なんてラッキーなの!?」慌ててビデオを向けると、すぐに始まってしまったんで、ちょっと焦ってしまいました。
放仔のとき、♀はニュル~っと殻から身を乗り出すと、パタパタっと煽って卵を孵した後、スポっと殻の中に戻るんですが、パタパタしてるところは、よく見ると足をジタバタしたりしててなんだか可愛い。(^^)
で、放仔をしたってことは、この後♀が脱皮→交尾となるのかと思ってしばらく見てたんですが、さすがにすぐには始まらなくてタイムアップ。残・念。
(2003-10 大瀬崎 -10m)

イトヒキヤドカリの放仔 (1,371KB)

お勧め Watching Point

黄金崎ビーチ@安良里にはたくさんいるけど。。。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。