Izuzuki Diver

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イイジマフクロウニ

Asthenosoma ijimai

解説

イイジマフクロウニ軍艦巻きのうには大好きだけど、海でうにを見ても嬉しくないという人は多いと思う。特にこのでっかいうには針に毒があって、うっかり手をついてしまうとひどい目に会うということもあり、はっきり言ってダイバーのキラワレモノだと思います。まあ、うににとっては「キラワレモノで結構」だろうし、腹いせにダイバーに向かってくることもないわけです。そして、よく見ると針の間にはカニが棲んでいたりして、しっかりと海の環境を作り出している一員なのであります。むしろソフトコーラルを蹴っ飛ばしたり、砂を巻き上げてイソギンチャクにかけたりするダイバーこそ海のメイワクモノなのでしょう。
ところで、イイジマフクロウニで軍艦巻きを作ったら、食べ応えありそうですね。^^;
(2013-07 大瀬崎 -21m)

ゼブラガニに寄生されたイイジマフクロウニダイビングの教本には危険な海洋生物として載ってるせいか、悪役的なイメージを持たれがちなイイジマフクロウニですが、実はゼブラガニに高確率で寄生されて頭(?)をハゲにされてる可哀想なヤツなんです。そもそも危険な生物具合でいったら、イイジマフクロウニにとってのダイバーのほうが遥かに危険だし。。。
(2008-01 大瀬崎 -32m)

お勧め Watching Point

伊豆ではよく見るけど、そういえば、他のところで見た記憶がないなぁ。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!