Izuzuki Diver

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ウミヒルモ

Halophila ovalis

解説

ウミヒルモコイツはアマモなどと同じ海草の仲間ですが、アマモに比べるとちょっとどんよりしてて泥っぽいような場所がお好みのようです。だから海底では結構目立つのですが、海底に青々とした葉っぱ落ちてるのは違和感アリアリなんで、生えてるとは思ってないダイバーも多いかもしれません。ちなみに、僕は引っ張りました。
(2004-07 土肥 -3m)

「今週の〇〇~!! 第302回 海中花(2006-07-11)」より
ウミヒルモの花ウミヒルモは海草だってことは知ってたから、花を咲かすのは別に驚かないけど、こんな花らしい花が咲くのはちょっと意外でした。海の中だからハチとかチョウが飛んで来て受粉を媒体するハズは無いんだけど、一応花らしく微妙に紫色がかってるあたりがワビサビ?(笑)
(2006-07 大瀬崎 -10m)

ウミヒルモの花粉「ウミヒルモ 花」でググってみたらヒットしたページに「ウミヒルモのように多数の花粉がカエルの卵のように寒天質状の分泌物に包まれて連なっている」 と書かれていました。 で、改めてこの日撮った花の写真を見直したら、糸を引く花粉らしきものが写っていました。(^^
(2006-07 大瀬崎 -10m)

「今週の〇〇~!! 第521回 ゴミじゃないなんて知らなかった。。。(2014-07-19)」より
ウミヒルモの花最近一部のダイバーの間で流行ってるウミヒルモの花です。今までは海中に花らしい花があることが、ただ面白く感じてただけだったけど、多くのダイバーが興味を持つと、開花のプロセス、受粉の仕方、撮影のポイントなど、新しい視点で見ることが出来てさらに興味を引きます。この花らしい花はウミヒルモの雄花で、開花と同時に花粉を流れに乗せて放出するそうです。知らなきゃ「何だこのゴミ??」とか言いながら、掃ってしまってたかもしれません。(汗)
(2014-07 大瀬崎 -10m)

お勧め Watching Point

ちょっと泥っぽい砂地に生えてます。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。