海の生き物大図鑑(笑) >> 伊豆のサカナ >> タツ・ヨウジ

1999年11月 IOP(伊豆海洋公園) -5m
カミソリウオは、タツノオトシゴの遠い親戚のような魚です。タツノオトシゴもサカナに見えないですが、このカミソリウオもかなり魚には見えないでしょう。ちぎれた海藻に化けてフーラフーラと波間に漂っています。見事な擬態ですが、5cm以上の大きさがあるんで、この魚の形さえ頭にインプットしておけば、探すのは案外楽なんですよ。だいたい、岩礁傍の砂地や砂利場のような、海藻のかすが漂ってるよーな場所に、1匹か2匹で漂ってます。
上の写真は尾鰭が手前に曲っちゃってるんで、ディーティールがわかりずらいんですが、波間に漂ってるフンイキが出てるんじゃないかと思って、気に入ってる写真です。
初めて見たときはえらく感動したなー。
砂場@IOPに行ったらカミソリウオが海藻に寄り添ってたんだけど、「あぁ、こんなところにいるんだね」ぐらいの気持ちで1枚パチリとやって立ち去ったら、こんなキレイな赤いカミソリウオだったなんて。。。赤いカミソリウオって意外といないんですよね。まったく。。。
変なカミソリウオ発見!!
カミソリウオってのは大抵海藻に寄り添って目立たないようにしているものだと思うんだけど、コイツは何故か堂々と中層を漂ってました。
って、単に弱ってるだけかもしれないけど、カミソリウオは元気でもヘロヘロ泳ぐからよくわかりません。
カミソリウオって普段は波にあわせてフラフラ漂ってるから、エサも流れてくるものをパクッとやってるだけなのかと思ったけど、わざわざサラサエビを捕まえて食ったりするんですね。
秋の伊豆ではわりとコンスタントに見れます。
写真の奴は、'99年の初冬に、IOPの1の根と転石砂場の間にいた奴です。ポツポツと現れ始めた秋にはわりと騒がれたカミソリウオも、この位の季節になるともうあまり騒がれることもなくなってきます。じっくり写真が撮れて良いですがね。