海の生き物大図鑑(笑) >> 伊豆のサカナ >> テンジクダイ
キンセンイシモチには、目の下のラインが点の列になってるドット型とライン状になってるライン型に分けられていて、それぞれ別の種類らしいです。そして、伊豆半島で普通に暮らしているのはドット型で、ライン型のほうは少し南方系らしく、伊豆半島では死滅回遊魚と言うハナシです。
2003年の11月には、ドットタイプよりラインタイプのほうが目に付いたのですが、結局2004年の夏にIOPではラインタイプのオトナに会うことはできませんでした。と言うより、ドット型を含めてIOPでは夏まで持ちこたえて繁殖してるキンセンイシモチがほとんどいませんでした。きっと水温だけが原因ではないのでしょうね。
2004年12月時点では結構成長していますが、2005年はどうかな?
(2004-12 IOP -22m)
「今週の〇〇〜!! 第341回 いずずき@ケラマ-1(2007-05-03)」より
今年も慶良間に行ってきました。オニヒトデの食害で壊滅的だったサンゴも、小さいのがポツポツ根付いてて少しは復活の兆しも見えるのですが、今度は突然白化する現象が起きてるそうで、バランスを取り戻すのはなかなか難しいことのようです。
ところで、今回は慶良間でドット型を真剣に探してみたのですが、やっぱりいませんね〜。
(2007-04 慶良間 -8m)
「今週の〇〇〜!! 第345回 夏のお楽しみ(2007-06-05)」より
2006年〜2007年IOPの冬は低水温期が短かったため、死滅回遊魚と言われるサカナ達がいろいろと越冬しています。その中でも、僕が初夏のIOPで初めて出会う注目のサカナがコイツ、キンセンイシモチのラインタイプです。まだペアにはなっていなくて、数匹が固まってる幼稚園状態でしたが、身体の小さなキンセンイシモチ(ライン型)はひと冬越せば夏には繁殖可能になるだろうから、この夏にはラインタイプの産卵をIOPで拝めちゃうってワケです。
妄想無くして潜水無し。(笑)
(2007-06 IOP -11m)
「今週の〇〇〜!! 第356回 沸いた(2007-08-21)」より
今年のIOPではキンセンイシモチ(ライン型)が多数越冬していて、これは繁殖行動が見られるんじゃないかと期待していましたが、卵を咥えてる♂が確認できました。しかも3ペア。前の週にラインタイプのペアを探したときは1ペアも見つけられず、台風で荒れたときにいなくなっちゃったのかな?とあきらめていただけに衝撃です。幸か不幸かこの日産卵したばかりなヤツはいませんでしたが、どこから沸いたのでしょう?いやっ、僕の目が節穴過ぎ??
(2007-08 IOP -5m)
ドット型とライン型を分けました。
2007年の夏はライン型がIOPで口内保育する姿を見ることができたんで、当然あわよくば産卵も観察したいと思ってライン型ペアのもとに通ったのですが、ある朝会いに行ったペアの♀が♂に寄り添ってツンツンしてたから、「おっ!産卵前の行動か?」と思って近づいてよく見たら、♂の口には既に卵が入っていました。「エッ!」これはひょっとして産卵直後!!??テンジクダイの仲間でこんな早い時間に産卵することもアリなのか〜!!?(@_@)
(2007-08 IOP -5m)
夏〜秋には伊豆のでも普通種ですが、越冬することはそんなに多くないかも。
(2003-11 IOP -26m)