Izuzuki Diver

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オオセ

Orectolobus japonicus

解説

オオセブリマチ@IOPでいつものように小物を探していたとき、深場の闇から1匹のサメが現れ、目の前の岩の上で昼寝を始めました。1m以上はある立派な♂のオオセです。コイツは伊豆半島で見られるサメの中ではわりと珍し目のヤツで、僕は以前に三宅島で1度見たことがあるだけです。そんなヤツが目の前の岩の上で「撮って下さ~い!!」とばかりに横たわっているんです。
大声で一緒に潜ってた友人を呼び寄せながら、片手に持っていたビデオのスイッチを入れた。。。いやっ、入れようとした。。。あれ?入らない。。。痛恨のセッティングミスでした。(/_;)
とりあえず友人たちがビデオに納めるのをサポートしてその1本を終えました。
そして午後、もういないだろうなぁと思いつつ同じ場所に行ってみると、、、なんと!!いたのです。午前中と同じ岩の上で同じように昼寝してたのです。v(^^)
万歳3唱しておもむろに撮影を開始したのですが、今度はやけにファインダーが暗い。色のバランスも悪い。おかしーなと思ってカメラをごにょごにょいじくってたら、オオセが泳ぎだしてしまった。カメラ不調のまま慌てて追いかけて一応は撮影したけど、なんかイマイチな映像だったヨ~。
ちなみにカメラ不調の原因は、浅場でブルーを打ち消すために使うオレンジのフィルターを付けっぱなしにしてて、光が足りなくなっちゃったのでした。2度目のチャンスも生かせなかったなんて、まさに痛恨。
(2001-10 IOP(伊豆海洋公園) -43m)

オオセ(泳)痛恨のミスを2連発しても、何とか泳いでる姿がわかる映像になるから、デジタルってステキ。。。(^^;;

お勧め Watching Point

名前とは裏腹に、大瀬崎にはあまり出没しないようです。僕は三宅島とIOPで1度ずつしか見てないですが、東伊豆ではそれなりに見られてるようです。ちなみに、出没する季節や水深にはあまり一貫性が無いような。。。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!