Izuzuki Diver

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カナド

Lepidotrigla guentheri

解説

カナド意識して見ないとホウボウと区別つかないですが、ホウボウより深い水深に暮らしているサカナなんで、ダイバーにとってはこちらの方がレアですね。ホウボウの方が胸ビレの模様はハデですが。。。
(2018-05 大瀬崎 -52m)

カナド 僕が水中で写真を撮り始めた頃、水中写真の世界ではマクロブームなるものが起こっていて、海の生き物の表情を写した写真がダイビング雑誌に溢れてました。それまでサカナというと真横から見た姿しか思い浮かばなかった僕にとって、サカナの顔を正面から捕らえた写真には強いインパクトを受けました。でも、実際に自分で写真を撮ってみると、サカナって結構後ずさりして逃げることが多くて、正面顔を撮るのってイージーだったんです。簡単にインパクトのある写真が撮れるのはいいんだけど、自分が撮ってイージーな写真は他人にとってもイージーなわけで、あっと言う間に新鮮味は薄れていってしまったのです。だから、僕はなるべくサカナの正面顔をそのまま撮るのは避けるようにしてるんだけど、気が付くとついつい撮ってしまうってのは、やっぱりサカナの正面顔がカワイイからなんですよね。

カナド ホウボウの仲間は胸ビレの模様に特徴があるので、やっぱり俯瞰した写真は撮っておかなきゃ。ってことで、載せておきます。
(2014-02 大瀬崎 -58m)

お勧め Watching Point

ちょっと深めです。ホウボウのようにド砂地より、ガレガレした転石混じりの砂場に多い気がします。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!