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Izuzuki Diver

キンギョハナダイ

Pseudanthias squamipinnis

キンギョハナダイ
1997年9月 伊東 -20m

キンギョハナダイは伊豆の海をでも普通に見られる美しー魚で、ソラスズメダイとならんで、僕をダイビングの世界にいざなった魚です。だって、沖縄とかの南国の海でもないのに、こんな鮮やかな魚がいるなんて思いもよらないじゃないですか。
ハナダイの仲間は、ななななんとメスからオスに性転換する魚で、幼魚やメスは金魚のようなオレンジ色してますが、オスに性転換すると白っぽい色に変わります。写真のキンギョハナダイはオスになったばかり(またはオスになりかけ?)の黄色が鮮やかなやつです。そして、もう一つのオスの特徴でもある背鰭の先が糸状に伸びている部分が2本ある(普通は1本)、ちょっとカワリダネ。(自慢)
他にも、地方によって色が少しずつ違ったりして、ついついカメラを向けてしまうお魚ですが、こーゆーふらふら泳ぐ魚は、シャッターチャンスが難しくて、よく見られる割にはなかなかいい写真が撮れません。要するに腕が未熟なわけですが。。。

キンギョハナダイの子供
ハナダイの仲間は子供のころはみんなメスです。ですからこいつもメスなのです。11月の大瀬崎では、こんな愛くるしい娘達がそこらじゅうで小さな群れを作って、一生懸命に泳いでます。いつまで見てても飽きないヨー。

キンギョハナダイのメスキンギョハナダイのメスって、遠目にはホントにキンギョだし、僕も初心者のころはそーゆー認識しか持ってなかったんだけど、じっくり見てみると、目の上はピンクのきれいなアイシャドウが入ってて、キンギョより断然美しい。
珍しい魚を追いかけるのも良いけど、普段普通にいる魚をじっくり眺めるのも良いですね。
(2007-01 大瀬崎 -26m)

「今週の〇〇〜!! 第12回 がんばれキンギョの男の子(2000-09-14)」より
キンギョハナダイの♂の群れ柵下@大瀬崎を潜ったら、ゴロタの際にはたくさんのキンギョハナダイが群れてました。でも、あれっ?ちょっと変だぞ?この群れは♂ばっかり。何でカナ〜?と思いつつもう少し進んでみたら、今度は♀の大きな群れがいました。そして、その♀の群れの上にはこれまた♂が何匹かホバリングしています。
しばらく観察してみると、時々♀の群れは上に浮いてる♂めがけていっせいに上昇して、でも♂の手前で立ち止まる。そしたら上の♂はディスプレイしながらメスの群れに突っ込んで行く。なんてことを何度も何度も繰り返してました。どうやらキンギョハナダイ達は繁殖期を迎えてるようです。
想像するに、先に見た♂ばっかりの群れは、メスの群れの上に自分のポジションをキープできなかったあぶれ者達で、彼らはいつの日か♀の群れの上を泳ぐことを夢見て、一生懸命餌を食べたり、今いる群れの中でのポジション争いに精を出しているのでしょう。がんばれ!!

5月だと言うのに黒潮あたりまくりの大瀬崎で、キンギョハナダイが産卵してました。時間的には擬似産卵かもしれませんが、その分明るかったから撮りやすかったです。なかなか肉眼じゃわからないけどコマ送りで見ると、産卵の瞬間に、♂が♀に巻きついてる様子がわかります。

キンギョハナダイ産卵1キンギョハナダイ産卵2キンギョハナダイ産卵3キンギョハナダイ産卵4

動画はこちらから〜。 (2,365KB)

変な色のキンギョハナダイ湾内@大瀬崎で求愛してたキンギョハナダイですが、キンギョハナダイの♂にしてはオレンジ色っぽいと思いませんか?コイツだけかと思ったら、回りの♂も同じような色でした。不思議。
(2005-08 大瀬 -3m)

お勧め Watching Point

伊豆より南の海ではどこにでもいる魚で、見られる水深も浅いのですが、大瀬崎の岬の先端は特に数が多いような気がします。