Izuzuki Diver

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スジブダイ

Scarus rivulatus

解説

スジブダイ2010年の死滅回遊魚当たり年に出会えました。この年は浅場のあちこちで見かけましたが、今まで伊豆の海で出会ったこと無かったのに。。。いやっ、僕のブダイ眼もかなりグレードアップしたから、今までは単にヒブダイだと思い込んでただけかも。
(2010-11 大瀬崎 -2m)

・おでこから背ビレにかけてのウロコの数(背鰭前部鱗数)が6。
・ほっぺのウロコ(頬鱗)は3列。
・顔が丸い。
・身体の色が淡い黄色。
・体高がある。
・個体数が多かったので日本に個体数が多い種だろう。
ってことで、スジブダイだと思います。

スジブダイygやっと伊豆半島に流れ着くブダイの仲間のチビッコは見分けがつくようになってきたゾ!!と思ってた矢先、ヒブダイだと思って撮影したサカナが写真で見るとスジブダイらしいスジブダイだったので、若干凹んでおります。
(2013-11 大瀬崎 -3m)

スジブダイ例年より水温が高い2023年の1月に出会ったスジブダイです。
例年より高いと言っても17℃なので、低水温に弱い南方種はどんどん姿を消していく中、この個体はまだほとんど傷んでなくて元気いっぱいに見えました。
周りのオビブダイたちは軒並みボロボロでヨレヨレだったので、「スジブダイは低水温に強いんだな〜」と思っていましたが、翌週には見かけなくなってしまいました。
元気そうに見えるヤツが元気だとは限りませんね〜。人もサカナも!
(2023-01 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

オビブダイヒブダイと同じような浅場にいます。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!