海の生き物大図鑑(笑) > 伊豆のサカナ > ベラ

2001年9月 IOP(伊豆海洋公園) -20m
コイツは、他のサカナ体をつついて寄生虫や古い皮膚などを食べるクリーニングと言われる行動があまりに有名ですね。クリーニングばかりが注目されるホンソメワケベラですが、もちろん求愛や産卵もします。コイツラの求愛はダンスをするようにくるくると回りながら♂と♀が追いかけっこをするというもので、とっても優雅。でも、産卵した後はすぐに仕事(クリーニング)に戻るあたりが、色気を感じさせないサナカなのです。
結構凄い口ですね。これでクリーニングされるのはちょっと怖いかも。
それにしても、コイツラの繁殖は夏だと思うのに、何でいつも秋にケンカしてるのかな?
冬になって水温が下がるとサカナたちの体には虫がわくのでしょうか、ホンソメワケベラのクリーニングステーションは大繁盛します。そーなってくると、ホンソメワケベラたちのクリーニングが雑になってくるような気がするのは僕の気のせいでしょうか?もっとCS(顧客満足度)向上に勤めなくていいのか?と少し心配になっていましたが、その心配は的中してしまったのです。2月だというのに水温が17度まで上がった日、サカナ達はみんなホンソメワケベラから逃げ回っていました。あまりに人気が無いから、ニセクロスジギンポかと思った。(^^;;
(2012-02 大瀬崎 -7m)
伊豆ではフツーなヤツで、他のサカナをクリーニングするとこなんかもフツーに見せてくれます。
ホンソメワケベラって、他のサカナをクリーニングするという習性から他のサカナから襲われにくいし、縄張りでフリフリしてれば他のサカナがエサを体にくっつけて運んできてくれるから、安穏と生きて行けていいなぁなどと、勝手に想像してました。でも、そんな生活を支えるのは縄張りで、いい縄張り獲得のためには、やはり厳しい野生の掟があったのですね。